土地家屋調査士試験に向けて、
「独学では不安だから通信講座を使いたい」
「アガルート・LEC・東京法経学院のどれを選べばいい?」
「測量士補も一緒に取得した方がいい?」
と迷っている人も多いでしょう。
土地家屋調査士試験では、不動産登記法や民法などの知識だけでなく、計算や作図を含む記述式問題への対策も必要です。
そのため通信講座・予備校を選ぶときは、受講料だけでなく、記述式対策や質問制度、測量士補とのダブル合格に対応しているかまで比較することが重要です。
この記事では、2027年合格目標の講座を開講している主要スクールの中から、
アガルート・LEC東京リーガルマインド・東京法経学院
の3社を比較します。
※講座内容・料金は2026年9月時点の各社公式情報をもとにしています。キャンペーン等で変更される場合があるため、申込み前に必ず最新情報を公式サイトで確認してください。
土地家屋調査士の仕事内容や資格取得までの流れから知りたい方は、**「土地家屋調査士になるには?仕事内容・年収・試験内容を解説【2026年最新】」**もあわせてご覧ください。
土地家屋調査士の通信講座・予備校3社を比較
2027年合格目標の主要講座を比較すると、次のようになります。
| スクール | 主な2027年向け講座 | こんな人に向いている |
|---|---|---|
| アガルート | 入門カリキュラム/ダブル合格カリキュラム | オンライン中心で学びたい・測量士補も一緒に目指したい |
| LEC | 土地家屋調査士合格コース/土地家屋調査士&測量士補W合格コース | 大手資格予備校で体系的に学びたい |
| 東京法経学院 | 新・最短合格講座 | 土地家屋調査士に強い専門校で答練までしっかり取り組みたい |
3社とも土地家屋調査士試験対策を行っていますが、講座の構成やサポートには違いがあります。
単純に「一番安い講座」を選ぶのではなく、現在持っている資格や学習経験、必要なサポートから選ぶことが大切です。
アガルート|オンライン中心で土地家屋調査士を目指したい人
アガルートは、オンライン講義を中心とした資格スクールです。
2027年合格目標では、初学者向けに「入門総合講義」「入門カリキュラム」のほか、土地家屋調査士と測量士補を一緒に目指す「ダブル合格カリキュラム」を開講しています。(アガルートアカデミー)
2027年向けの主な料金
2026年9月時点の税込価格は、
入門総合講義:162,800円
入門カリキュラム・ライト:327,800円
入門カリキュラム・フル:437,800円
ダブル合格カリキュラム・ライト:382,800円
ダブル合格カリキュラム・フル:492,800円
となっています。(アガルートアカデミー)
単純に講義を受けたい人から、土地家屋調査士+測量士補をまとめて対策したい人まで、複数の選択肢があります。
測量士補とのダブル合格を目指せる
土地家屋調査士を初めて目指す人にとって注目したいのが、ダブル合格カリキュラムです。
測量士補などの資格を取得すると、土地家屋調査士筆記試験の午前の部について免除を受けられます。
そのため、
測量士補に合格
↓
土地家屋調査士の午前免除
↓
午後の部を中心に土地家屋調査士対策
というルートを検討できます。
測量士補を先に取得するメリットについては、**「土地家屋調査士は独学で合格できる?勉強時間・測量士補・勉強法を解説【2026年最新】」**でも詳しく解説しています。
アガルートが向いている人
アガルートは、
オンライン中心で勉強したい人
初学者から体系的に学びたい人
測量士補と土地家屋調査士をまとめて対策したい人
通学する時間を確保しにくい社会人
などが比較を検討しやすい講座です。
無料体験・資料請求も用意されているため、実際の講義や教材を確認してから判断できます。(アガルートアカデミー)
アガルート土地家屋調査士講座の詳細・無料体験を確認する
LEC|大手資格予備校で体系的に学びたい人
LEC東京リーガルマインドでも、2027年合格目標の土地家屋調査士講座が開講されています。
特徴の一つが、午前免除資格を持っている人向けと、測量士補から目指す人向けの両方が用意されていることです。(LECオンラインショップ)
午前免除資格の有無でコースを選べる
2027年向けには、
土地家屋調査士合格コース
→ 午前の部の免除資格を持っている人向け
土地家屋調査士&測量士補W合格コース
→ 測量士補と土地家屋調査士のダブル合格を目指す人向け
などがあります。(LECオンラインショップ)
すでに測量士補などを持っている人が、不要な試験対策まで受講しなくてよいのは選びやすいポイントです。
2027年向け講座の料金
2026年9月時点でLEC公式オンラインショップに掲載されている通信講座では、
土地家屋調査士合格コース:303,050円(税込)
土地家屋調査士&測量士補W合格コース:365,750円(税込)
などがあります。民法既習者向けのコースも用意されています。(LECオンラインショップ)
キャンペーンによって価格が変わることがあるため、申込み時点の料金を確認してください。
LECが向いている人
LECは、
大手資格予備校で学びたい人
午前免除資格をすでに持っている人
測量士補とのW合格を目指したい人
自分の学習経験に合わせてコースを選びたい人
などが比較しやすいでしょう。
東京法経学院|答練までしっかり取り組みたい人
東京法経学院は、土地家屋調査士などの資格講座を展開しているスクールです。
2027年試験向けには、初学者向けの**「新・最短合格講座」**を開講しています。(東京法経学院)
基礎から答練まで組み込まれたコースがある
総合コースでは、
基礎力総合編
+合格直結答練 全21回
+ハイレベル答練 全6回
という構成が用意されています。(東京法経学院)
土地家屋調査士では、知識をインプットするだけでなく、実際に問題を解いて時間内に答案を完成させる練習も重要です。
そのため、答練を重視して講座を選びたい人にとって比較対象になります。
2027年向け講座の料金
2026年9月時点では、「新・最短合格講座」の総合コース・MP4映像ダウンロードタイプの一般学費が304,500円(税込)。
一部プランではキャンペーン価格も設定されています。(東京法経学院)
価格や返金制度には条件があるため、申込み前に公式ページで確認しましょう。
東京法経学院が向いている人
東京法経学院は、
土地家屋調査士対策を専門性の高いスクールで学びたい人
答練を重視したい人
インプットからアウトプットまで一連のカリキュラムで進めたい人
などが比較しやすい講座です。
土地家屋調査士講座はどう選ぶ?
3社とも土地家屋調査士試験対策を提供しています。
そのため、スクール名だけで決めるのではなく、次のポイントを確認しましょう。
午前免除資格を持っているか
すでに測量士・測量士補・一級建築士・二級建築士などの免除資格を持っている人と、持っていない人では必要な講座が変わります。
測量士補も一緒に取得するか
午前免除資格を持っていない場合は、測量士補とのダブル合格コースも選択肢になります。
記述式・作図対策が十分か
土地家屋調査士試験では択一式だけでなく、土地・建物の記述式問題があります。
講義を見るだけでなく、実際に問題を解いて答案を作るアウトプット対策も確認しましょう。
質問・フォロー制度が自分に必要か
独学では分からない部分を自分で調べる必要があります。
講座を利用するのであれば、自分が必要とする質問制度やフォローが含まれているかも確認したいポイントです。
独学と通信講座はどちらがおすすめ?
土地家屋調査士は、通信講座を利用しなければ受験できない資格ではありません。
独学でも合格を目指すことは可能です。
一方で、土地家屋調査士試験では法律だけでなく、計算や作図を含む記述式対策も必要になります。
そのため、
費用をできるだけ抑えたい・自分で学習管理できる
→ 独学
初学者・学習順序に迷う・記述式対策まで体系的に進めたい
→ 通信講座・予備校
という考え方が一つの目安になります。
独学に必要な勉強時間や具体的な勉強法については、**「土地家屋調査士は独学で合格できる?勉強時間・測量士補・勉強法を解説【2026年最新】」**をご覧ください。
土地家屋調査士試験はどれくらい難しい?
講座選びの前に、「そもそも土地家屋調査士試験がどれくらい難しいのか」を把握しておくことも大切です。
土地家屋調査士試験は、択一式だけでなく記述式にも対応する必要があり、基準点も設定されています。
合格率や試験内容、合格基準点については、**「土地家屋調査士の難易度は?合格率・試験内容・難しい理由を解説【2026年最新】」**で詳しく解説しています。
よくある質問
土地家屋調査士は通信講座だけで合格できますか?
通信講座を利用したからといって合格が保証されるわけではありません。
講義を受けるだけでなく、過去問や記述式問題を繰り返し、自分で問題を解く時間を確保する必要があります。
測量士補を先に取った方がいいですか?
午前免除資格を持っていない人にとって、測量士補を先に取得して午前の部の免除を受ける方法は有力な選択肢です。
ただし、すでに測量士や一級・二級建築士などの免除資格を持っている場合は、改めて測量士補を取得する必要はありません。
一番安い講座を選べばいいですか?
料金だけで判断するのはおすすめできません。
必要な講義、記述式対策、答練、質問制度などが別料金になっていないかまで確認し、最終的に必要になる総額と内容を比較することが大切です。
動画でも土地家屋調査士について解説しています
YouTube「なるにはチャンネル」でも、土地家屋調査士の仕事内容やなる方法、年収などを分かりやすく解説しています。
文章だけでなく動画でも確認したい方は、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ|自分に必要なサポートから土地家屋調査士講座を選ぼう
土地家屋調査士の2027年合格を目指す人向けには、複数の通信講座・予備校があります。
今回比較した3社には、それぞれ違いがあります。
アガルート
→ オンライン中心で学びたい人や、測量士補とのダブル合格を目指す人
LEC
→ 大手資格予備校で、自分の保有資格や学習経験に合わせてコースを選びたい人
東京法経学院
→ 答練を重視し、インプットからアウトプットまで取り組みたい人
というように、自分の現在地から選ぶことが重要です。
土地家屋調査士試験では、講座を申し込むこと自体が目的ではありません。
自分に不足している部分を補い、試験本番まで学習を継続できる講座かどうかを確認して選びましょう。